予想外の出費?我が家の漏水調査費用体験談
ある日ポストに届いた水道料金の検針票を見て、私は目を疑いました。いつもより明らかに金額が高いのです。家族構成も生活スタイルも変わっていないのに、なぜ?最初は気のせいかと思いましたが、翌月も同様に高い請求が。これはおかしい、もしかしてどこかで水漏れしているのでは、と不安がよぎりました。インターネットで調べると、漏水調査というものがあることを知り、地域の水道局指定業者の中から、口コミの良さそうな会社に連絡してみることにしました。電話で状況を説明すると、担当者の方は親切に対応してくれ、まずは訪問して状況を確認してくれるとのこと。調査費用については、「簡単な調査で済めば数万円程度ですが、難しければもう少し高くなる可能性もあります」という説明でした。当日、作業員の方が来てくれて、まずは家中の蛇口を閉め、水道メーターのパイロット(小さな円盤)が回っているかを確認。やはり、ゆっくりですが回っています。間違いなくどこかで漏水しているようです。作業員の方は、まず音聴棒という器具を使って、家の中の水道管が通っていそうな壁や床に耳を当てて、漏水の音を探し始めました。しかし、なかなか特定できません。次に、洗面所の下やキッチンの床下などを点検しましたが、目に見える水濡れはありません。結局、その日は原因箇所を特定できず、「もう少し詳しく調べるために、後日、別の機材を使った調査が必要かもしれません」と言われました。その場合の費用は、やはり高くなるとのこと。正直、費用への不安は大きくなりました。数日後、再度調査に来てもらい、今度は特殊な探知機を使った調査が行われました。そしてついに、庭の地中に埋まっている給水管からの微量な漏水であることが判明したのです。原因が分かってホッとした半面、最終的にかかった調査費用は約8万円。予想していたよりも高額な出費となりました。しかし、もし放置していたら、もっと水道代がかさんだり、地盤沈下などの問題につながったりしたかもしれないと考えると、必要な費用だったのだと思います。この経験から、水道料金のチェックは毎月しっかり行うこと、そして漏水の疑いがある場合は早めに専門業者に相談することの重要性を痛感しました。費用はかかりますが、早期発見・早期対応が被害を最小限に抑える鍵だと学びました。