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悪夢再び?上階からの水漏れと私の賠償交渉体験

忘れもしない、日曜日の朝のことでした。リビングの天井からポタポタと水滴が落ちているのを見つけたのです。慌てて天井を見上げると、じわじわとシミが広がっています。「まさか!」と思い、すぐにインターホンで上の階の方に連絡を取りました。幸い、上の階の方は在宅で、すぐに状況を確認しに来てくれました。原因は洗濯機の給水ホースが外れていたことによるものでした。すぐに元栓を閉めてもらい、水の供給は止まりましたが、私の部屋のリビングの天井と壁の一部、そしてソファが水浸しになってしまいました。上の階の方は平謝りで、「弁償します」と言ってくれましたが、正直、頭の中は真っ白。どこから手をつけていいのか分かりませんでした。まず、管理会社に連絡し、状況を報告。管理会社の方からは、被害状況の写真を撮っておくこと、内装の修繕と家財の損害について、上の階の方と話し合うようにアドバイスを受けました。早速、濡れた範囲やソファの状態を細かく写真に収めました。その後、上の階の方と改めて話し合いの場を持ちました。相手の方は非常に恐縮しており、誠意は感じられましたが、具体的な賠償額となると、お互いにどう決めていいのか分かりません。「ソファは買ったばかりなんですけど…」「壁紙はどの範囲まで張り替えるのが妥当なんだろう…」など、疑問は尽きません。そこで、管理会社に紹介してもらったリフォーム業者に見積もりを依頼することにしました。見積もり結果は、天井と壁紙の部分的な張り替え、そして水濡れでシミになってしまったソファのクリーニング費用(買い替えではなくクリーニングで対応可能とのことでした)で、合計約15万円ほどでした。上の階の方は、ご自身の火災保険に付帯している個人賠償責任保険を使いたいとの意向を示され、保険会社とのやり取りが始まりました。保険会社のアジャスター(損害鑑定人)が後日、私の部屋を訪れ、被害状況を確認。リフォーム業者の見積もり内容もチェックし、最終的に見積もり通りの金額が保険から支払われることになりました。示談書を取り交わし、無事に修繕も完了しましたが、水漏れ発生から解決まで約1ヶ月半かかりました。精神的な負担も大きく、交渉中は本当に疲れました。この経験から学んだのは、冷静に証拠を残すこと、そして専門家(管理会社や保険会社、リフォーム業者)の意見を聞くことの重要性です。

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